コロンハイドロセラピーナースがお答えする「腸の健康Q&A」

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2006.09.26
コロンハイドロセラピーとは…
温度と圧力を精密にコントロールした腸内洗浄のこと。多量の温水を用いて、腸の内側についた汚れを取り除き、生体機能を活性化させる。薬だけに頼らず、腸本来の働きを活性化するための積極的なセラピーとして、欧米では広く受け入れられている。


仕事が忙しくて便意を我慢することが多いせいか、お腹がスッキリしません。排便が無いわけではないのですが…。

サービス業など、仕事の関係でおならや便意を長時間我慢しなければならない方に多いのが、「社会性の便秘」。無理やり我慢する日々が続けば、大腸は動かなくなり、慢性の便秘状態に陥るのです。


下腹ポッコリAさん(25歳・接客業)の場合

便秘ではないと思うんですけど、なんかスッキリ感がなくて。まだ便が残っているような気がするんです」と訴えるAさん。触ってみると、確かにお腹全体が硬く、ポッコリ出っ張っています。

 さっそくセラピー開始です。ゆっくりとお湯を大腸に注入し、お腹のマッサージ。大腸のぜん動運動を促します。15分のマッサージ後、ようやくAさんに便意が! と思いきや、フワッと緊張がなくなり柔らかいお腹に逆戻り。その後も何回かお腹の緊張と便意はあるものの、すぐにおさまってしまいます。まるでエンジンがかかりそうでかからない自動車のよう。ここ一番、動かなければならない場面で、まるで動くのをかたくなに拒むように、なぜかググーッと必死でこらえるAさんの大腸。ひょっとして? と思い、Aさんにたずねました。

「ふだんからおならや便意を我慢してます?」
「はい。接客業なので、おならはいつも我慢してます。仕事中に便意が起きても忙しくてトイレに行けないし…」

 腸が動かない原因はこれだったのです。この日、日々我慢を強いられていたAさんの腸は、最後まで動くことなく、お腹にお湯がパンパンに残ったまま、セラピーの終了時間となってしまいました。

私の腸ってそんなに動きが悪いんですかぁ?」

 さすがにAさんはショックを隠しきれない様子。
「これはまさしく便秘の状態ですよ。社会性の便秘っていうんです。でも、Aさんの腸は動こうとしてがんばってましたよね。今日は何も出なくても、腸を動かすトレーニングにはなりましたよ。2~3日後にもう一度セラピーしてみては?」
「はい! がんばります」

 そして、1週間後、Aさん1回目の腸内洗浄、リベンジです。今度は、セラピーを開始してすぐに大腸の運動が始まりました。そして20分を過ぎた頃、頑固な便秘がまたたくまに解消されていきます。

「1回目と2回目で、こんなに腸の動きが違うなんて驚きです!」

と、Aさん。最後には、黒っぽい石ころのような便がたくさん出てきて、彼女のお腹は一気にペチャンコになりました。

 1回目のセラピー後から、Aさんは、なるべくおならを出すよう心がけ、便意があれば、すぐにトイレに行くようにしたそうです。その結果、おならも以前より臭わなくなり、お腹も張りにくくなったとのことでした。

 腸内洗浄を終えたAさんは「お腹がスッキリして軽くなりました! それに身体もポカポカ温かくて、気持ちいいです!!」と、軽やかな足取りで帰って行きました。

 大腸は本来、状態を改善しやすい臓器です。自分の大腸ときちんと向き合いケアすることで、だんだん動くようになっていきます。仕事柄、我慢しなければいけないと言っても、それは思い込みに過ぎない場合があるのです。なにより大事なのは、自分の身体、ということを忘れないで欲しいものです。

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齊藤 早苗(さいとう さなえ)
日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。2000年より、東京マタニティークリニック・ハイドロコロンセンター(東京都渋谷区千駄ヶ谷)立ち上げ業務に従事。米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、同センター主任に就任し、現在、コロンハイドロセラピストとして活動中。看護師・ケアマネージャー・国際救急救命協会インストラクター。
※現在発売中の『Voce』(2006年11月号)に、齊藤さんの記事が掲載されています。



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