病院めぐりと腹痛と赤ちゃん  第2回

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2006.10.24
三十路になっても、結婚しても、まだもうちょっと…と、遊び続けたビール大好き!のノンキ系ライター。そんなオキラク生活から一転、手術→妊娠→出産へと怒涛の1年数ヵ月。泣いて、笑って、絶叫して…このコラムはそんな私の体験記です。

◇◆◇PROFILE◇◆◇
東 弘子(あずま ひろこ)
ライター。仕事柄(言い訳)不規則かつ不健康な生活を謳歌しまくっていたのは今は昔。5月末に娘を出産。新米カーサンとして健康的な生活デビューを果たす(もちろん現在は禁酒中)。
「…近況の変化? ひたすら育児に追われる日々であんまり変化もないです…(T_T)」



Vol.2 自分でも勉強を開始するのだ!

 病名発覚後、ドクターから「卵巣ノウシュ」の説明を受ける。簡単にいえば卵巣に何かが溜まって腫れている状態。何が溜まっているかによって種類はいくつかあり、MRIを撮ってみればどの種類かがだいたいわかるらしい。

 そして私の場合、かなり大きく腫れた卵巣がほかの臓器に当たるなどして腹痛が起こっているのでしょう、とのこと。その大きさゆえ手術、それも、卵巣自体の摘出も視野に入れるというのです。

 「手術は難しいものではない、ほとんどの場合良性だから」と言われ救われたものの、思いもよらない展開に落ち込む。3日後にMRIを予約し、とりあえず帰宅せよとのこと。

  …えっ、帰っていいの?

 「卵巣ノウシュは自覚症状がほとんどなく、なかなか気がつかない人がほとんど。あなたの場合もノウシュの大きさからいって何年も前から患っていたはず。数日で急変するものでもない」とのこと。こういった場合の手術は順番待ちで、1ヶ月半くらい先になるというのだから驚きです。


 とはいえ、知ってしまったからにはもう普通には戻れない…。頭の中には「子供ができなくなったらどうしよう」という思いが充満しています。「子供欲しいね」というダンナに「仕事と遊びで忙しいからもうちょい先で」と延ばしてきたのは私。さほど子供好きでもなく、「いなくてもいいかな」思ったことも多々あるのに…。

 もちろんこの段階でドクターから何か言われたわけではありません。それどころか「卵巣は2つあるから1つは残る、卵巣ノウシュ後に子供を産む人もたくさんいる」と言われたくらい。それなのにそれなのに、子供が欲しい、絶対欲しい! という気持ちが押さえられない。危機を感じたことで女の本能が爆発したのか? われながらびっくりする気持ちの変化です。

 とにかくMRIの結果が出るまでに、病気を少しでも知らねばと、帰宅後ネットで検索。卵巣ノウシュを患った人の集う掲示板などをチェックすると、自覚症状は少ないものの、腰痛、腹部の違和感などがみられる人が多いとのこと。

 宇多田ヒカルも卵巣ノウシュだったといったトリビア的な情報も含め、黙々と収集に励む中、目に止まったのが「どんなに少しでもいいから卵巣を残した方がいい」というご意見。その方の主治医が言うには、卵巣はほんの少しでも残っていれば、機能する可能性がゼロではないとのこと。そして、かなり大きなノウシュを切除しても、卵巣を少し残すことは可能な場合が多いということ。

 なるほど、これは無視できない。次回病院に行ったとき、「片側だけでも全部取ってしまうのはイヤ。ほんの少しでもいいから残してほしい」とドクターに伝えよう!

 しかし、現実は甘く無く、はからずも再び病院巡りが始まるのでした。

(つづく)


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イラスト:高橋カオリ
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