インフルエンザ対策は、今が肝心

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2006.11.21
風邪とインフルエンザって、何が違う?

 だんだん寒くなってきました。この季節になると心配になるのが、風邪インフルエンザ。鼻水やくしゃみ、咳といった症状をもたらす風邪とインフルエンザは、同じもののように感じられることがあります。でも実際は、これらは似て非なるもの。病原となるウイルスもさることながら、厳密には症状の表れ方も違うものなのです。

 風邪の主な初期症状は、のどや鼻を中心としたもので、高熱が出ることは稀。インフルエンザは、突然の高熱全身の倦怠感が表れた後に、のどや鼻の症状が表れることが多いとされています。また、気管支炎肺炎といった合併症が起こりやすいのも、インフルエンザの特徴です。

 身体のことを心配しすぎて神経質になってしまうことはよくありませんが、インフルエンザの諸症状を「風邪だ」とカン違いして放っておくのはもっと危険です。「風邪は寝れば治る」などと、自分の身体を過信せず、高熱や強い倦怠感がある場合は、病院で診察してもらいましょう。


免疫力を高める食生活で、今からインフルエンザ対策

 毎年、インフルエンザウイルスが出始めるのは12月から。流行するのは1月から3月です。それなのに、なぜ今からインフルエンザ対策が必要なのでしょうか? その理由は、インフルエンザ対策として有効なワクチンが威力を発揮するには、2週間ほどの期間を要するから。本格的に予防するには、11月の中旬にはワクチン接種を済ませておくのがベストなのです。

 ワクチンも大事ですがその他にも、体調を整えて抵抗力をアップし、ウイルスに接触することを避ける、などが必要です。また、手洗い、うがいを徹底してウイルスの侵入を防いだり、マスクを着用したりするのも◎。インフルエンザウイルスは湿度に弱いので、加湿器を使うのもよいでしょう。

 そして、一番大事なのは食事。抵抗力や免疫力を高めてくれるビタミンA、C、Eなどの栄養補給をしましょう。おすすめの食材はほうれん草やにんじんなど、体内でビタミンAに変わるβ‐カロテンを多く含む緑黄色野菜、レモン、オレンジなどの柑橘系フルーツ、キウイフルーツやアセロラといったビタミンCが豊富な果物、ゴマやアーモンド、くるみなどのビタミンEを含むナッツ類です。

 これらの日常生活でできる対策は、風邪予防にも有効な方法です。今から体調を整え、風邪にもインフルエンザにも負けない身体づくりをしましょう!


志水 あい(しみず あい)
健康ライター、管理栄養士。「健康にまつわる正しい情報提供」をモットーに、健康・美容関連の記事を監修・執筆。栄養素の働きを重視したレシピ制作なども行っている。
*ブログ「健康ライターの日々」
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