病院めぐりと腹痛と赤ちゃん  第5回

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2007.02.06
三十路になっても、結婚しても、まだもうちょっと…と、遊び続けたビール大好き!のノンキ系ライター。そんなオキラク生活から一転、手術→妊娠→出産へと怒涛の1年数ヵ月。泣いて、笑って、絶叫して…このコラムはそんな私の体験記です。

◇◆◇PROFILE◇◆◇
東 弘子(あずま ひろこ)
ライター。仕事柄(言い訳)不規則かつ不健康な生活を謳歌しまくっていたのは今は昔。5月末に娘を出産。新米カーサンとして健康的な生活デビューを果たす(もちろん現在は禁酒中)。


前回までのあらすじ
「卵巣のう腫でも子供がほしい!」 希望に合った病院を見つけて安心していた矢先、ものすごい痛みに襲われ、救急車で運ばれて緊急手術。けっきょく、壊死していた片側の卵巣は摘出することに…。

vol. 5 手術が終わって、その後で…
 手術が夕方だったこともあり、看護師さんに声をかけられ再び気がついたのは翌朝でした。その日はさすがに傷が痛んだものの、次の日には驚くほど復活。痛み止めのおかげもあって、ヨボヨボとなら歩けます。内臓の癒着を防ぐためにも動いた方がよいとすすめられ、切腹(?)した直後なのに歩けるもんなのね~ などと感心しながら、グイグイと回復してゆくのでした。

 その間に受けた詳しい説明によると、やはり手術直後に言われたとおり、片側の卵巣はグルリとねじれて壊死しかかっていたそうです。その具合から見ると丸一日くらい前には捻れていたようだとのことで、「痛くなかったの?」と聞かれましたが、まったく気がつきませんでした…。すごく痛がりの大げさ人間なのにナゼ??

 もう片方は少しだけ悪い部分があり、その部分のみ削除。こちらは症状も軽いので、懸念していた妊娠についてもたぶん問題ないでしょうとの嬉しいお言葉が! さらに小さめの子宮筋腫を2つほど取ってくれたそう。そんなのまであったのね…。

 実はもう1つ筋腫が見つかっていたのですが、それを取るとなると子宮自体も切開することになり、すぐには妊娠すべきでないという状態になってしまうので、そのままにしておきました、とのこと。この筋腫は、たまたまお腹を開けたため見つかったもので、通常なら手術で取ることはまずないほどの大きさ。だから、そのままでも問題ないらしいです。
 
 さんざん「子供が欲しい」と言っておいただけのことはあり、私の希望を考慮した処置を選択してくれたドクターに感謝。結果的に片側の卵巣は摘出になったけれど、苦労して病院巡りをした甲斐があったと気持ちは穏やかなのでした。

 10日ほどで無事退院へとこぎ着け自宅へ。1ヵ月後の診察を予約しましたが、そんな先まで診てもらわなくていいのか? とまたもや驚き。手術って意外と大したことじゃないのね…。
 とはいえ、徒歩数10秒のコンビニへ出向くだけでアスファルトの固さを痛感。やっぱり体力は落ちている…。健康って大切ですね。

 1ヵ月後、かなり元気になった頃に退院後の診察へ。結果は問題なし。「次はいつ頃?」とたずねると、もうこなくていいとのこと。1回限りの診察で終わりとは、これまたビックリ。ただし、これからは定期的に婦人科の定期検診をうけるようすすめられました。卵巣のノウシュももっと早くに見つかっていれば、腹腔鏡手術を選択できたり、もちろん卵巣は残せたりと、より簡単に治癒できたんだ…と思うと、検診は今後欠かせません。

 まだ何度か通院するかと思っていたのにこの日で終了とあっては、いつから妊娠可能か聞いておかなければ! すると、今回の私の場合、子宮は切っていないので、月経が普通にくれば2ヵ月くらいで問題ナシとのお返事。帝王切開などの後、1年間妊娠しない方がよいといわれるのは、子宮を切開したことによる破裂の危険性を避けるためなのだそうです。なるほどね…。

 でも、子宮は切らなくともお腹は切ってるわけで…、

「お腹は破裂しませんか?」

とつい聞いてしまったところ、ドクター、ややウケしつつ、お腹は表面だけを縫うわけではなく、肉の中を何重にも縫っているので、破裂の心配はないと教えてくれました。お腹の肉は厚い私なので、かなり頑丈に縫われているはず。安心安心!

 こうして決着をみた卵巣ノウシュ騒動。数ヵ月我慢だったお酒も解禁! 飲んで遊んでの日々へと舞い戻った私を待っていたのは、妊娠→出産→子育てというエンドレスな騒動(?)なのですが、そのお話はまたの機会に。お会いする日を楽しみにしています。ありがとうございました。

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イラスト:高橋カオリ
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