うなぎで元気になろう!

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2006.07.21
うなぎ屋さんの陰謀!?
 暑い日が続いていますね。この季節に気をつけたい夏バテ。暑さを乗り切る知恵として言われているのが、夏の土用の丑の日に「う」がつく食べ物を食べるという習慣です。
土用というのは、古代中国にあった陰陽五行の思想によるもので、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを指します。その中で、十二支が丑の日が「土用の丑の日」。今年は、7月の23日と8月4日がその日にあたります。
 元々は、梅干、うどん、うなぎ、馬肉……「う」がつく食べ物であれば、何でもよかったはずの「土用の丑の日」。それなのに、最近ではうなぎを食べることが一般化されつつあります。それは、どうしてなのでしょうか? 実はコレ、夏の売上の低下に悩んでいたうなぎ屋さんのために、江戸時代の発明家・平賀源内が考えた販売促進対策だったのです。店頭に「本日丑の日」と書いた看板を出したところ大当たりしたのがきっかけなんだとか。何だか、バレンタインデーのチョコレートに似ていますよね。

うなぎでスタミナUP
 何はともあれ、うなぎを土用の丑の日に食べるとよいというのは、間違いではありません。うなぎには、ビタミンミネラル不飽和脂肪酸といった健康づくりに役立つ栄養素がいっぱい! 栄養素不足を解消して、スタミナUPをするために、とってもウレシイ食材なのです。
 特に注目したいのは、皮膚や胃粘膜などの健康維持に重要なビタミンA。うなぎは、たった100gで、一日の必要量を補えてしまうという優れものなのです。他にも、糖質の代謝を助けるビタミンB1、脂質の代謝に必要なビタミンB2、身体が酸化してしまうのを抑制するビタミンEなども豊富。エネルギーを効率よく代謝させて、元気な身体をつくるにはもってこいの食材です。
 こんなに優れた食材ですから、うなぎ屋さんの陰謀に乗っかってみてもよいのかも。お疲れ気味の身体に、うなぎのおいしい栄養素を補給して快適に夏を乗り切りましょう!




志水 あい(しみず あい)
健康ライター、管理栄養士。「健康にまつわる正しい情報提供」をモットーに、健康・美容関連の記事を監修・執筆。栄養素の働きを重視したレシピ制作なども行っている。
*ブログ「健康ライターの日々」 http://blog.goo.ne.jp/a_ai_shimizu/
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