腸内洗浄(コロンハイドロセラピー)ナースがお答えする「腸の健康Q&A」第7回
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2007.05.12 | ||||||
無理なダイエットで便秘になったIさん。(19歳 学生) 現在ダイエット中というIさん。食事や水分の摂取量を減らしても、なかなか体重が減らず、お腹もポッコリ出たまま。ここ2週間便秘状態で、浣腸をしても便が出てこなくなりました。毎日イライラが続き「これからどうしたらいいのか分からない…」と不安な思いで当院を訪れました。 さっそくサラピー開始。 大腸の中に大量のお湯が入っていきます。お腹がパンパンに膨らんだところで今度はお腹のマッサージ。延々とマッサージを繰り返しても、Iさんの大腸は全く動きません。40分が経過してセラピーが終わろうとした時、突然の便意とともに一気に硬便と排液が、大量に出てきました。 その後トイレでも大量に排便し、Iさんのお腹はすっきりとペチャンコになりました。 「お腹や手足がポカポカ温かくて、気持ちいいです」 血色の良くなったIさんの顔には、笑顔が溢れています。 Iさんにダイエット中に、便をしっかり出す食事や水分の摂り方、運動や体を温める生活習慣についてのアドバイスをしました。その後2回目のセラピー時には腸の動きも良く、便秘も解消したとのことです。 急に食事の量が少なくなると、胃・結腸反射が起こらなくなり、消化器の働きが悪くなります。また、便の材料不足により結腸の蠕動運動も鈍り、便が出なくなっていくのです。腸の動きが悪くなると基礎代謝が低下し、内臓の周りに脂肪が集まってきます。体も飢えに備え、消費エネルギー節約モードに入り、ますます痩せにくい体質になっていくのです。 ダイエットの効果をあげるためには、腸の運動を良くして、消化・吸収・排泄という一連のサイクルをうまく回す事が大切なのです。 ![]() ダイエット中の便秘を防ぐには ![]()
齊藤 早苗(さいとう さなえ) 日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。2000年より、東京マタニティークリニック・ハイドロコロンセンター(東京都渋谷区千駄ヶ谷)立ち上げ業務に従事。米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、同センター主任に就任し、現在、コロンハイドロセラピストとして活動中。看護師・ケアマネージャー・国際救急救命協会インストラクター。 ★齊藤早苗さんがアドバイザーをしている『腸内美人倶楽部」サイトがオープンしました!! |
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