コロンハイドロセラピストがお答えする「腸の健康Q&A」第8回

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2007.06.11
コロンハイドロセラピーとは…
温度と圧力を精密にコントロールした腸内洗浄のこと。多量の温水を用いて、腸の内側についた汚れを取り除き、生体機能を活性化させる。薬だけに頼らず、腸本来の働きを活性化するための積極的なセラピーとして、欧米では広く受け入れられている。


ひどい便秘で悩んでいます。仕事も忙しく、疲れが溜まっています。下剤や浣腸を使っても便が出ません。先日便秘が原因の腹痛で、救急車で病院に運ばれてしまいました。また腹痛になるのでは、と不安です。どうしたらいいでしょうか?


生活習慣の乱れや、下剤の使いすぎによる常習性便秘です。薬剤の乱用により、腸は本来の動く力を失ってゆきます。腸管の機能 を取り戻し、日常の排便リズムを回復してゆくことが大切です。


下剤を使っても便が出ないKさん(販売員・24 歳)

 仕事が不規則で、疲れが溜まっているというKさん。下剤や浣腸が効かず、1ヶ月近く排便がありません。先日お腹の激痛で倒れ、救急車で病院に運ばれました。検査の結果は“大量の便とガスが、腸に溜まって起こった腹痛”と診断されました。医師から「大丈夫だよ、ただの便秘だから!」と言われ、下剤を処方されただけだったそうです。

 その後も下剤を使っても排便がないため、下剤を 飲むのを止めてしまいました。「また腹痛で倒れるのではないか・・」と、毎日を不安と恐怖の思いで過ごしていたとの事。ワラをもつかむ気持ちで当院を訪れました。 Kさんのお腹はカチカチに硬く、太鼓のように膨らんでいます。

 さっそくセラピー開始。お腹にお湯を入れマッサージを続けると、Kさんの腸は順調に動き始めました。ご本人もしっかりと便意を感じています。しばらくすると、黒っぽい硬便やガスが出始め、セラピー終了まで便やガスが出続けました。

 下剤を一時中断していた事が効を奏したのでしょうか。セラピー中、Kさんの腸はよく動き、お腹は柔らかくペチャンコになりました。Kさんの生活習慣の見直しや、下剤の使い方をアドバイスしながら、その後も2回腸内洗浄を行いました。その結果、Kさんの腸は下剤に反応し排便できるようになりました。

 Kさんからは「セラピーを受ける事で、自分の生活習慣や自分の体と向き合う、良いきっかけになった。動いてくれるようになった腸を、そのまま維持したいという気持ちになった」との言葉が聞かれました。そして「便が出なくて困った時に駆け込める所があるだけで、気持ちが楽になった」との事でした。

 便秘の原因の大半は、生活習慣や食生活の乱れに あります。規則正しい生活を心がけ、食習慣の改善を図った上で、下剤の有効的な使い方(自分に合った下剤や使用量、使うタイミングなど)を知ることが大切です。

 また、腸を動かすトレーニングとして、病院で行うコロンハイドロセラピーも、お薦めアイテムのひとつです。



自然な排便リズムをつけるには

              

  1. 朝食をしっかり摂りましょう。(朝起き掛けに 冷水をコップ1杯飲み、胃腸の動きを刺激するのも効果的です)

  2. 水分補給や食物繊維をしっかり摂りましょう。

  3. 便意がなくても、朝トイレに座る習慣をつけましょう。

  4. わずかに感じる便意も見逃さず、その都度トイレに行きましょう。

  5. 早寝早起きを心がけましょう。(自律神経の調整は消化器の機能を高めます)。
  6. 適度な運動をしましょう。(腹筋運動、腹式呼吸、ウォーキング、ストレッチ、お腹のマッサージなど)
  7. リラックスをこころがけ、毎日を穏やかに過ごしましょう。(イライラが続くと腸の機能が乱れます。ストレスのため込みは厳禁です)
  8. 齊藤 早苗(さいとう さなえ)
    日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。2000年より、東京マタニティークリニック・ハイドロコロンセンター(東京都渋谷区千駄ヶ谷)立ち上げ業務に従事。米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、同センター主任に就任し、現在、コロンハイドロセラピストとして活動中。看護師・ケアマネージャー・国際救急救命協会インストラクター。
    ★齊藤早苗さんがアドバイザーをしている『腸内美人倶楽部』サイトがオープンしました!!
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