健康美人道 Vol.6 『体内に酸素を運び、細胞を活性化する赤血球』

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2008.12.16
◇◆◇PROFILE◇◆◇
齊藤早苗(さいとう さなえ)
日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。
2000年、米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、コロンハイドロセラピストとしてコロンハイドロセラピー普及活動に従事。
看護師、ケアマネージャー、国際救急救命協会インストラクター。国際システム健康科学学会認定「健康コンシェルジュ・ナチュラビオティスト」資格取得。
国際システム健康科学学会アカデミー会員

★齊藤早苗さんがアドバイザーをしている『腸内美人倶楽部』
ナチュラビオティスト

私たちの身体の細胞は休みなく酸素を補給して生きています。脳細胞は4分間酸素が届かないと死んでしまうと言われています。

約60兆個の細胞に酸素を運ぶ重要な働きをしているのが、血液の中の赤血球という細胞です。成人の体重の約7~8%を占める血液は、55%の血漿(液体)と45%の血球(細胞)に分かれています。

まるで「海」の中に生物が浮かんでいるイメージです。血球成分の96%を占めるのが赤血球。一つひとつの細胞は赤血球から運んでもらった酸素を使い、効率よくエネルギーを作り出しています。そして代謝の結果生じた老廃物の二酸化炭素を受け取り、肺まで運搬するのも赤血球の仕事です。

赤血球の中にはヘモグロビンという鉄を含む血色素があります。血液が赤いのはこの血色素のためです。この成分が酸素と結合し、全身の細胞の酸素と二酸化炭素の交換(ガス交換)を行っています。

元気で健康な赤血球は白玉団子の真ん中を指で押しつぶしたような円盤型をしていて、柔らかく自由自在に形を伸縮させることができます。そして自分より細い毛細血管の中をくぐり抜けながら、血管壁に自分の体を擦りつけることでガス交換をしています。


正常な形の赤血球

全身の細胞が元気でいるためには赤血球が効率よく酸素を送り届けることがとても重要で、赤血球が正常な形と質を保っていることがポイントです。

赤血球の数は成人男性で約410~530万個/mm3、女性で約380~480万個/mm3。毎日4~5万個/mm3の赤血球が生まれ変わっていて、約120日ですべて新しいものに入れ替わります。
ちょこっとコラム
~質のよい赤血球を作るには~

脂肪や糖分の摂り過ぎや乳酸の蓄積、便秘などによる腸内毒素、肝臓の疲れによる解毒作用の低下などは血漿(海の部分)を酸化させます。


血漿の酸化によりコンペイ糖のように変形した赤血球

血漿が酸化すると赤血球の膜が引っ張られて変形してしまいます。また材料不足だと質のよい赤血球が作られず貧血を引き起こします。質の良い成熟した赤血球を作るには血漿をきれいにすることと、赤血球の材料となる栄養素をきちんと補給することが大切です。
昔から鉄は貧血予防に有効なミネラルとして知られていますが、最近ではビタミンB12も抗貧血ビタミンと呼ばれ、赤血球の正常な成熟に欠かせない栄養素として注目されています。ビタミンB12を多く含む食品には卵類、乳類、魚介類、肉類などがあります。また鶏レバーには赤血球の材料になる栄養素がバランスよく含まれています。

赤血球の材料:タンパク質・鉄・脂肪酸・葉酸・ビタミンB12・ビタミンB6・銅

健康美容分野などでは血液や細胞の元気度を予測する参考として、赤血球の形や質を観察する検査がしばしば用いられています。
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