健康美人道 Vol.12 『あなたは健康美人ですか? 5/『骨は体を支える土台~骨美人を作るコツ』

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2009.02.04
◇◆◇PROFILE◇◆◇
齊藤早苗(さいとう さなえ)
日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。
2000年、米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、コロンハイドロセラピストとしてコロンハイドロセラピー普及活動に従事。
看護師、ケアマネージャー、国際救急救命協会インストラクター。国際システム健康科学学会認定「健康コンシェルジュ・ナチュラビオティスト」資格取得。
国際システム健康科学学会アカデミー会員

★齊藤早苗さんがアドバイザーをしている『腸内美人倶楽部』
ナチュラビオティスト

私たちの体は約200個の骨で組み立てられていて、体の土台を作っています。骨は歯の次に硬い組織で水分(約25%)、コラーゲン・ムコ多糖などの有機物(約25%)、カルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラル(約50%)でできています。

骨は毎日少しずつ生まれ変わり、約7年で完全に入れ替わると言われています。骨の役目は他にも筋肉と協力して関節を動かす、頭蓋骨や肋骨のように脳や内臓を守る、骨髄で血液細胞を作るなどがあります。

骨はまた、カルシウムを貯蓄する銀行でもあります。でも最近は転んだだけで骨折してしまうなど骨密度の低い人が増えていると言われています。

日本は火山国で土壌にミネラル成分が少なく、水や野菜などに含まれるカルシウム量が少ないこと、食事の欧米化により海藻類や小魚の摂取量が減ったことがあげられます。更に、加工・インスタント食品に多く含まれるリンがカルシウム吸収を低下させたり、現代人のストレスフルな生活がカルシウムを大量に使ってしまったりすることも、骨密度を低くする原因になります。

日本人のカルシウム所要量(必要量)は1日600mg。カルシウムは牛乳や海藻・小魚類の他、小松菜・ホウレン草などの野菜にも多く含まれています。

また、骨を元気にするには重力も大切です。無重力の大気圏外で過ごした宙飛行士は、わずか数週間で骨がもろくなっています。骨に重力をかけるには踵(かかと)への刺激が有効。ウォーキングなどは最適な運動です。

カルシウムの貯蓄とカルシウムを逃がさない生活、そして適度な運動が骨密度の高い『骨美人』を作るのです。
ちょこっとコラム
病気発見の要注意ポイント
~カルシウムパラドックスとは~



カルシウムの99%は骨や歯に含まれ、残りの1%は血液や体の各器官に存在します。
この1%のカルシウムこそが私たちが生きてゆくために重要な働きをしています。それほど大事なカルシウムだからこそ骨に貯蓄をし、不足した時に骨から補充しています。

例えば現金8千円が必要だとします。銀行でお金を引き出す時、念のため余分に1万円をおろすことがありますよね。すると2千円余ります。カルシウムが不足した時、体はこれと同じように不足分以上のカルシウムを骨から引き出してしまいます。

余分に引き出された2千円分のカルシウムは、血管に入り血液のカルシウムの量が増えます。『体のカルシウムが不足すると、血液の中のカルシウムが増える』この現象を、カルシウムパラドックスと言います。

体には異物を排泄する働きがあります。サプリメントで補ったカルシウムは摂りすぎると便から排泄されてしまいます。1日の摂取量をきちんと守りましょう。(便の中のカルシウム量が増えるので、便が石灰化しやすくなり便秘の原因になることもあります)
でも、自分の骨から溶けだしたカルシウムを、私たちの体は異物とは認識しません。グルグルと血流に乗って体を巡っているうちに、色々な臓器に沈着し、動脈硬化や結石を引き起こす原因のひとつになっています。

血液中のカルシウム量が増えたら、それは副甲状腺の異常カルシウムが不足している信号と言えるでしょう。
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