Vol.18 『あなたは健康美人ですか? 11/『体内の代謝を操る陰の司令塔~脂肪細胞はホルモンを出す内分泌臓器(番外編)』

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2009.03.19
◇◆◇PROFILE◇◆◇
齊藤早苗(さいとう さなえ)
日本医科大学看護専門学校卒業。大学病院などで8年の臨床経験の後、フリーナースとして外資系企業の健康管理室勤務、ツアーナース、訪問保健指導、電話医療相談業務を行う。
2000年、米国で腸内洗浄の研修を受け、開業ライセンス(米国)を取得。帰国後、コロンハイドロセラピストとしてコロンハイドロセラピー普及活動に従事。
看護師、ケアマネージャー、国際救急救命協会インストラクター。国際システム健康科学学会認定「健康コンシェルジュ・ナチュラビオティスト」資格取得。
国際システム健康科学学会アカデミー会員

★齊藤早苗さんがアドバイザーをしている『腸内美人倶楽部』
ナチュラビオティスト

「たくさん食べてもまだ食べたい!」異常な食欲に悩まされているとしたら、それは内臓脂肪に操られているのかもしれません。

脂肪細胞は今まで余ったエネルギーを脂肪として蓄えておく貯蔵庫の働きや、内臓を守り保温をする役割のみと思われてきました。でも最近、脂肪細胞がさまざまなホルモン様物質を分泌する内分泌臓器だということが分かってきました。

脂肪細胞から分泌される生理活性物質を総称して『アディポサイトカイン』と呼び、「善玉」と「悪玉」があります。善玉のアディポサイトカイン、「レプチン」というホルモンは脳の摂食中枢に体の脂肪の量を知らせて、体脂肪量を調節する働きをしています。でも脂肪細胞が増え過ぎるとレプチンが効かなくなってしまいます。


すると満腹になったという信号が脳に届かず、たくさん食べてしまうことになるのです。適切な体脂肪を保っているときはこれらのアディポサイトカインはバランスよく分泌されています。でも内臓脂肪が増え過ぎると悪玉のアディポサイトカインが過剰に分泌され、太るだけでなく動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を招いてしまいます。

内臓脂肪を減らすことが健康の要です。内臓脂肪は付きやすい代わりに落としやすく、貯蓄でいえば普通貯金のような脂肪です。食事はひと口づつよく噛んでゆっくりと食べる、階段を使ったり通勤路をひと駅前で降りて歩く、などの日頃のちょっとした生活習慣の工夫で脂肪貯金は減らしてゆけるのです。
《ちょこっとコラム》
~脂肪を燃やし代謝を上げる褐色細胞~

脂肪は皮膚と筋肉の間にある皮下脂肪と、腸管膜の間に溜まる内臓脂肪に分かれます。そして脂肪細胞には「白色細胞」「褐色細胞」があります。

「白色細胞」は母親の胎内にいる時(9か月ごろ)・乳児期・思春期に増えますが、成人しても食べ過ぎにより増えることが分かっています。白色細胞は体のどこにでもつきますが、日本女性では特に下半身につきやすい脂肪です。

それに対し脂肪をエネルギーに変え、体温を保ったり代謝を上げたりする細胞褐色細胞です。褐色細胞は首の周り・わきの下・肩甲骨の周り・心臓・肝臓の周りにあり、年齢とともに減ってしまうと言われています。

褐色細胞は脂肪細胞でありながら、エネルギー生産工場のミトコンドリアをたくさん含んでいます。

【褐色細胞を活性化させる方法】

褐色脂肪細胞が集中している首から肩のエクササイズ
首から背中にかけて温熱刺激と冷却刺激を交互に与えるなど
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